【アメリカ留学の現実】クラスで友達はできる?3年間以上アメリカに留学した私がアメリカ大学について解説!

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こんにちは。ふみブログです。
この記事では、3年以上アメリカの大学に留学した経験をもとに、アメリカの大学について解説します。以下のような疑問がある方にはおすすめの記事になっています。

よくある質問
✅ 費用はいくらくらいかかる?
✅ クラスはいつ、どうやって登録する?
✅ クラスで友達はできる?
✅ アメリカのキャンパスはどんな感じ?
✅ アルバイトはできるの?
✅ 奨学金はもらえるの?

これからアメリカへ留学をされたい方に少しでも役に立てれば嬉しいです。

それでは、早速いきましょう!Let’s get started!

クラス

年間クラススケジュール

アメリカの大学では基本的に3ターム制が一般的です。
このターム制では一年を季節によって分けます。春・夏・秋・冬タームになります。アメリカでは9月が一年の始まりになるので、厳密には

アメリカ大学の年間スケジュールの流れは

秋ターム(9 -12月)→冬ターム(1- 3月)→春ターム(3 – 6月)→夏ターム(6 – 9月)

になります。

留学生が取れる休暇期間

夏タームは基本的に学生はクラスを取らないので、基本的には一年間で3ターム(9ヶ月間)クラスを取ることになります。これは留学生にも当てはまります。

留学生も1ターム(3ヶ月間)、休暇期間を取ることが可能になっています。ただし、この休暇期間を取るためには、その前に3ターム連続でクラスをとっている必要があります。

休暇時期は留学生が決めることができますが、夏に休暇期間を取る生徒がほとんどです。理由としては、そもそも夏期間にクラスを取る学生が少ないので、登録したクラスがキャンセルになることがあることが主な要因になります。また、夏タームはクラス数が少ない(12週→10週間)ので、短期間で他のタームと同じ量の課題をこなさないといけないので、単純に大変です。

私の場合は、夏タームから学校に通い始めました。そのため、生徒数が少なく登録したクラスがキャンセルになりました。秋タームが始まった時の学校内にいる生徒数の違いに驚いた記憶があります。また、課題の多さに驚いたのも覚えています。私からのアドバイスとしては、

夏タームはクラスを取らないことをおすすめします。

クラス登録

クラス登録はタームや生徒にもよりますが、大体タームが始まる1ヶ月から2ヶ月前から可能です。

私の学校では、保険料を支払わないとクラス登録ができないシステムでした。

留学生は少なくとも12単位取ることが義務化されています。そのため、基本的には1クラス3 – 5単位なので、約3〜4クラス登録することになります。

クラス登録と学費の支払いが済めば、あとはクラスに参加するだけです。学費の支払いについては後々説明します。You are ready to go!

クラス内の授業の流れ

先生にもよりますが、主に初回での授業はシラバスの確認だけです。クラスによっては、生徒がそれぞれ短い自己紹介をする場合もあります。どのような先生や生徒なのか、教科書はいるのか、試験内容や採点方法などを知ることができるので、初回のクラスはとても重要です。また、初回のクラスを休んでしまうと、Drop out (クラスの取り消し)させられる可能性もあるので、休まないようにしましょう。2回目からのクラスでは、通常授業になります。
授業内容の方式としては、教師の講義、グループディスカッション、クイズなど様々です。

クラス内の雰囲気

アメリカの学校に通っている生徒の年齢としては、クラス内では10代から50代まで様々です。

クラス内の雰囲気としては、ESOL (留学生向けの英語学習クラス)とAcademic Class (アメリカ人が受ける一般的なクラス)で大きく異なります。

ESOLのプログラムでは、生徒同士のコミュニケーションが重要視されます。また、他の生徒も留学生なので、友達を作りたいという生徒がほとんどです。そのため、クラス内やクラス前後ではいつも活気があります。一方、アカデミッククラスでは、友達を作ろうや生徒同士でコミュニケーションを取ろうという雰囲気はいっさいありません。彼らはそのクラスの内容を学ぶという唯一の目的のもとクラスに参加します。そのため、クラス前後の生徒同士の会話は一切ありません。ESOLのクラスの雰囲気とは全く異なります。

私の経験談から話すと、他の国から来ている留学生の生徒と仲良くなるのは簡単ですが、学校でアメリカ人の友達を作るのはとても難しいと思います。

課題や試験について

クラスや教授にもよりますが、課題は日本と比べると多いと思います。特にオンライン授業をとっている生徒は、学校に行かない代わりに、課題の量は多いです。試験については、一般的には、
Mid-Term Exam(中間試験)Final Exam(最終試験)が主になります。ファイナルの方が点数配分が大きいのが一般的です。

学生が利用できるサービス

アメリカの学生が利用できるサービスは様々です。ぜひ活用しましょう!

複数のキャンパス

これは、日本の大学と同じですが、同じ大学でも複数のキャンパスがあるのが一般的です。私の大学では5つほどキャンパスがありました。住む場所や取るクラスによって、柔軟にキャンパスを選ぶことができます。また、キャンパスによって提供しているサービスも異なるので、違うキャンパスを見てみるのも面白いかもしれません。

勉強環境

図書館

勉強環境として、一番人気なのは図書館です。アメリカの大学の図書館はとても大きいことが一般的です。図書館では一人で集中したい方や友達と一緒に勉強できる個別スペースがあること、無料でコンピューターと印刷機能が使えることの他、コーヒーやスナックの提供や学校内でのサポートなど様々なサービスを提供しています。何かわからないことや困ったことがあれば、図書館に行って聞くことをおすすめします。

キャンパス内

図書館の他、キャンパス内にも、勉強できるスペースがたくさんあります。友達と一緒に勉強がしたい方にはおすすめです。

コンピュータールーム

オンラインで授業をとっている方におすすめの場所はコンピュータールームです。無料で最先端のコンピューターが使えるので、とても便利です。また、自分でパソコンを持っていない方にも無料でパソコンを借りられることもできます。

食堂

次に学生がよく利用できるサービスは食堂です。キャンパスによって異なることが多いですが、基本的にはアメリカンフード(ハンバーガー、ポテトフライ、ピザ)が中心です。コストとしては、大体$10〜$15(1,500〜2,000円)くらいが一般的だと思います。その他にも、作り置きされているサンドイッチやスナック、コーヒーなども提供しています。

ただし、クオリティは高くないのに加え、ヘルシーなものを探すのは難しいため、家でお昼ご飯を作っていくことを私はおすすめします。

私が通っていたキャンパスにはサラダバーがあったため、とても助かりました。(値段は高くなりますが。。。)

交通機関(有料)+スクールバス(無料)

アメリカでは車で通学することが一般的ですが、留学生などや若い学生が使えるスクールバスや公共機関で使える割引チケット(パス)などを提供しています。私の大学では、スクールバスはキャンパス内での移動に利用でき、無料です。公共機関で使えるパスは学校外でも使えるためとても便利です。私は1ターム(3ヶ月間)でたったの$100(15,000円)でキャンパス外の公共バスや電車を利用することができました。一般料金では、1ヶ月で同じ$100かかります。学生の特権ですね。

その他の便利なサービス

食料や文房具の無料配布

他にも学生が受けられる便利なサービスは無料で食料品や文房具などがもらえることです。大学やキャンパスにもよると思いますが、私の大学では、最低限の生徒情報を伝えれば利用することができます。置いてある食料品は日によりますが、お肉、卵、パスタ、ピザ、パンなどの幅広く提供しています。賞味期限がギリギリのものがほとんどですが、経済的に苦しい方や学生にはとてもおすすめのサービスです。

ブックストア

教科書などは、基本的にブックストアで買うことができます。クラスごとに番号が振り分けられているため、その番号をショップで働いている人に言えば、すぐに見つけることができます。その他にも、文房具、飲み物、スナックなど幅広い商品が置いてあることがほとんどです。

ジム

最後の学生が楽しめる便利なサービスはジムです。無料で利用できる大学もありますが、私の大学では有料でした。それでも、普通の一般のジムと比べるとかなり安い方だと思います。もし、学生でジムに通いたい方は、とてもおすすめです。

仕事(アルバイト)

留学生でも、働ける場所と時間は限られていますが、以下のようにアメリカで働くことができます。

On-Campus Job (学校内バイト)

留学生は、キャンパス内であれば働くことができます。人気なキャンパスバイトとしては、図書館員、食堂のキッチンワーク、留学生向けのアシスタントやチューターなどがあります。

時給は大体$15〜20(2250〜3000円)で、週に20時間まで働くことができます。

英語の練習にもなりますし、お金も稼ぐことができるので、もし、授業以外でたくさん時間がある方には、とてもおすすめです。ただし、人気のバイトはすぐに埋まってしまうため、応募はできるだけ早くしましょう。

申請方法や手続きなどの詳細は以下の記事をご覧ください。

アメリカ留学中にできるバイト、オンキャンパスジョブとは?時給、おすすめのバイト、応募方法などを解説!
アメリカ留学でアルバイトは可能ですか? On-Campus Job に申し込めば、留学生でも働くことができますよ。 そうなんですね!それについて詳しく教えてください! ということで、 今回は、3年間アメリカ留学した私がアメリカ留学中のアルバ...

OPT (一年間の就労許可制度)

OPT (Optional Practical Training)とは、留学生が受けられる就労制度です。この制度では、専攻分野関連の仕事を一年間経験することができます。専攻コースを終了する前でも後でも、申し込むことができます。ただし、終了する前に働いた期間は後に働ける時間から差し引かれます。

例1)専攻分野のコース終了前に一年間、20時間/週働いた場合→学業終了後の就労可能期間は6ヶ月
例2)専攻分野のコース終了前に一年間、40時間/週働いた場合→学業終了後の就労可能期間は0ヶ月
OPTについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

費用

主な費用

一番大きな大学での費用は学費になります。学費には授業料のほか、大学のアクティビティ費やキャンパスのサービス費などが含まれます。大学によって学費は異なりますが、アメリカの大学の学費の高さは世界でもトップクラスです。そのため、アメリカ国内でもコミュニティカレッジ(2年制大学)で2年間学び、4年制大学に編入する学生もたくさんいます。学費は取る単位数によって左右されます。

その他にも、留学生は保険入ることを義務化されています。残念ながら、学費に加え、この保険料も年々値上がりしているのが現状です。

その他の費用

その他の費用には、教科書代、交通機関利用代、駐車料金などが含まれます。この費用については、学生によって異なりますが、学費や保険料に比べるととても安いです。

アメリカの大学にかかる費用については以下の記事で詳しく紹介しています。

【アメリカ留学の現実】アメリカ留学の学費は高すぎる!? 実際にアメリカ留学にかかった費用を紹介!
アメリカの大学の学費は高いと聞いたことがあります。実際にアメリカに留学するためにはいくらかかりますか? 大学にもよりますが、コミュニティカレッジ(2年制大学)の費用は4年制大学に比べてかなり安いですよ。 そうなんですね。実際にいくらくらいか...

奨学金

アメリカの奨学金には大きく分けて、ScholarhipsFinancial Aid の2種類あります。

Financial Aid

Financial Aid は、民間企業や政府機関が提供しており、主にStudent Aid Index(SAI)をもとにどれくらいの奨学金がもらえるかが決まります。SAIは家族や親族の財政状況によって決まります。Financial Aidを申請するには、FAFSAの提出が必要です。Scholarhipsとの違いとしては、Financial Aidの種類にもよりますが、多くの場合、学生が返還しなければなりません。奨学金を借りているというニュアンスですね。
また、このFinanancial Aidには留学生は基本的には申請できません。

Scholarships

Scholarhipsは、民家企業、大学、地元のコミュニティなど様々な組織から提供されており、財政理由だけでなく、奨学金によって、様々な申請理由が加味されます。学校や奨学金によりますが、FAFSAの提出は必須ではありません。Financial Aidの違いとしては、基本的には、学生がもらった奨学金を返還する必要はありません。
このScholarhipsには留学生も申請することが可能になります。そのため、この記事では、Scholarhipにフォーカスして解説します。
アメリカ留学での奨学金へのアドバイスなど、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください!
アメリカ留学で返済不要の奨学金はもらえるの?アメリカ留学の奨学金へのアドバイスとシステムについて解説!
アメリカに留学中に、奨学金はもらえることはできますか? はい、アメリカの大学で留学生は奨学金を申請することができます。 アメリカ留学生が申し込める奨学金について教えてください! ということで、今日はアメリカ留学中に申し込める奨学金について解...

まとめ

いかがだったでしょうか?
結論から言うと、アメリカ留学のみでアメリカ人の友達を作るのは難しいです。
そのため、オンキャンパスジョブや他のアクティビティなど、積極的に参加しましょう。
アメリカの学費は高いため、その分滞在できる期間も限られるため、留学期間中の時間を無駄にしないようにしましょう。

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