アメリカに留学中に、奨学金はもらえることはできますか?
はい、アメリカの大学で留学生は奨学金を申請することができます。
アメリカ留学生が申し込める奨学金について教えてください!
ということで、今日はアメリカ留学中に申し込める奨学金について解説したいと思います。
アメリカ留学中に奨学金を獲得した私の体験談も含め 、説明していきます。
アメリカの学費は高い分、奨学金は間違いなく留学生には気になる点だと思います。
これからアメリカに留学する方へ、少しでも参考になれば幸いです。それでは、いきましょう!
アメリカの奨学金
アメリカの奨学金には大きく分けて、Scholarhips と Financial Aid の2種類あります。
Financial Aid
Financial Aid は、民間企業や政府機関が提供しており、主にStudent Aid Index(SAI)をもとにどれくらいの奨学金がもらえるかが決まります。SAIは家族や親族の財政状況によって決まります。Financial Aidを申請するには、FAFSAの提出が必要です。Scholarhipsとの違いとしては、Financial Aidの種類にもよりますが、多くの場合、学生が返還しなければなりません。奨学金を借りているというニュアンスですね。
また、このFinanancial Aidには留学生は基本的には申請できません。
Scholarships
Scholarhips は民家企業、大学、地元のコミュニティなど様々な組織から提供されており、財政理由だけでなく、奨学金によって、様々な申請理由が加味されます。学校や奨学金によりますが、FAFSAの提出は必須ではありません。Financial Aidの違いとしては、基本的には、学生がもらった奨学金を返還する必要はありません。
このScholarhipsには留学生も申請することが可能になります。 そのため、この記事では、Scholarhipにフォーカスして解説します。
Scholarships の種類
この留学生も申請できるScholarhips様々な種類があります。
1つ目はMerit Basedと呼ばれ、学業やスポーツなどで活躍、達成した学生に与えられる奨学金です。2つ目はNeed Basedと呼ばれ、これは財政状況が主に加味されますが、Merit Basedと同じ、学業やスポーツでの実績も加味されることが多いです。目的としては、財政状況が困難な学生にもフェアに教育が受けられるようにすることです。この他にも留学生のみにフォーカスした奨学金もあり、学業や推薦文が加味されます。
他の奨学金についてさらに知りたい方はこちら からご覧になれます。
申請ステップ
必要書類の提出
学校や州によって、申請書類は微妙に異なるかもしれませんが、私が申請に必要だった書類を紹介します。基本的にどの大学も奨学金の申請にこれらの書類の提出が必要です。
1. 推薦書
2. 作文
3. 財政、学業などがわかる書類
Recommendations(推薦書)
Recommendations(推薦書)とは家族や友達以外の人から、奨学金申請へ推薦してもらうための書類 です。アメリカではとても一般的で、重要な書類です。この推薦人には先生や教授、メンター、チューター、同僚などが含まれます。
私の場合は、アメリカでの日常生活でお世話になっていた方に頼みました。
Essays(作文)
Essays(作文)はRecommendations(推薦書)と同様、アメリカの奨学金申請には欠かせないもので、とても重要な書類です。大学や奨学金によって何について書くのかは様々ですが、
基本的には、将来に向けてや学校での目標や計画、自己分析とアピール についてなどが人気のトピックだと思います。
私が書いたエッセイのトピックは「キャリア目標とそれに向けての学業目標と計画」「その目標を達成するための過去の人生経験と自己分析」でした。
Transcripts (その他の証明書)
この証明書は、学校での学業成績や財政状況を証明する ためのものです。学校や奨学金によって、提出が必要なのかは異なります。
私が申請した時は、簡単な財政状況説明書みたいなもののみでした。学校での成績などは、奨学金の申請サイトで自動的に見れるようになっていたんだと思います。
通知待ち
全ての必要書類を提出すれば、あとは通知を待つのみです。私の場合は、
2月ごろに奨学金の申請を行い、5月ごろに奨学金の受け入れ通知 が届きました。奨学金の審査に落ちた場合は、基本的には何も通知はないと思います。
奨学金受け入れの意思表示
奨学金の審査に通った場合は、その奨学金を受け入れるか否かの意思表示が必要です。 そのため、審査に通った後も、注意が必要です。
奨学金提供機関へのレター
これは、奨学金を提供している機関への感謝状みたいなものです。必須かどうかは定かではありませんが、サポートしてくれている方々へに対しての礼儀として、個人的には行った方がいいと思います。
奨学金の審査に通過した私からのアドバイス
1. 申請時期の確認
奨学金申請の時期は学校それぞれで決まっていると思います。私の大学では10月頃から始まり2月頃に申請が締め切られました。一年目はこの申請時期を逃し、申請ができませんでした。そのため、申請期間がいつから始まり、いつ締め切られるのかをしっかりと確認しておきましょう。
2. 推薦文を書いてくれる人を早めに探しておく
推薦してくれる人をなるべく早く探しておきましょう。申請期間終了間際にお願いするのは、マナー違反で、推薦してくれる人からするとストレスになると思います。それが推薦状にも影響する可能性も大いにあります。そのため、申請すると決めたら、まず初めに推薦人を探しましょう。
3. Essays (作文)の書き方を学んでおく
先ほど述べた通り、作文は審査においてとても重要です。Essays (作文)がどう書かれているかによって、審査結果は大きく左右されます。そのため、Essaysの書き方を学んでおくことをお勧めします。学校の図書館やオンラインで学ぶことができるので、練習しておきましょう。また、提出する前に、チェックしてもらうこともとても重要なことです。
最後に
いかがだったでしょうか?アメリカの学費が高い分、奨学金のサポートは財政的なストレスを緩和してくれます。特に、留学生はアメリカの大学生よりも学費が高いので、奨学金のサポートは必須だと言っても過言ではありません。事前に学校に確認し、申請準備を進めましょう。
アメリカ大学の学費について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
【アメリカ留学の現実】アメリカ留学の学費は高すぎる!? 実際にアメリカ留学にかかった費用を紹介!
アメリカの大学の学費は高いと聞いたことがあります。実際にアメリカに留学するためにはいくらかかりますか? 大学にもよりますが、コミュニティカレッジ(2年制大学)の費用は4年制大学に比べてかなり安いですよ。 そうなんですね。実際にいくらくらいか...
Related
Related Posts
アメリカ留学中にできるバイト、オンキャンパスジョブとは?時給、おすすめのバイト、応募方法などを解説! アメリカ留学でアルバイトは可能ですか? On-Campus Job に申し込めば、留学生でも働くことができますよ。 そうなんですね!それについて詳しく教えてください! ということで、 今回は、3年間アメリカ留学した私がアメリカ留学中のアルバイトについて解説していきます。 留学中にお金を稼ぎながら勉強したいという方におすすめです。それでは、いきましょう! On-Campus Job (オンキャンパスジョブ)とは? On-Campus Job (オンキャンパスジョブ)とは、留学生でも働くことができるアルバイトのことです。しかし、働ける場所と時間が限られているのが、普通のアルバイトと異なるところです。 働ける場所…
【アメリカ留学の現実】アメリカ留学の学費は高すぎる!? 実際にアメリカ留学にかかった費用を紹介! アメリカの大学の学費は高いと聞いたことがあります。実際にアメリカに留学するためにはいくらかかりますか? 大学にもよりますが、コミュニティカレッジ(2年制大学)の費用は4年制大学に比べてかなり安いですよ。 そうなんですね。実際にいくらくらいかかるか教えてください! ということで、 今回は私がアメリカに留学していたコミュニティカレッジ(2年制大学)の費用をご紹介します。 アメリカ留学で実際にいくらくらいにかかるのか? 一緒に見ていきましょう! アメリカ大学の学費ランキング EDUCATION DATA INITIATIVESの学費ランキングをみるとアメリカがダントツで1位です。 コミュニティカレッジ(2年制大学)とは? アメリカには4年制大学と2年制大学があります。2年制大学では、4年制と比べるとかなり安いため、費用を抑えたるため、2年制大学に通い、その後4年制大学に編入するというアメリカの学生は少なくありません。もちろん大学にもよりますが、4年制大学の方が2倍か3倍かかることもあります。 アメリカ大学(2年制)でかかる費用 主な費用 留学中にかかる費用としては主に、学費+保険料です。…
【当日検査結果通知】海外渡航用陰性証明書の発行可能!業界最安値水準の芝国際クリニックを紹介! はじめに 現在、新型コロナウイルスの影響で 海外に行く際はPCR検査を受けた後 その検査の 陰性証明書の発行が義務付けられています 陰性証明書はどの病院でも発行してくれるわけではなく PCR検査の結果のみの通知であったり、 海外対応(英字表記)の陰性証明書に対応していなかったりする 病院があります もし適切に発行してもらえなかったり 間に合わなかったりすると 予定通りのフライトができません 一方で今回ご紹介する 芝国際クリニックでは 各国対応の陰性証明書を…
留学日記#1「アメリカ留学を決心するまで」大学卒業後、就職せずにアメリカに行くことになった経緯を話します ここでは、大学卒業後の アメリカの留学の様子を「留学日記」として話していきたいと思います これからアメリカに留学・旅行したい方等に少しでも参考になれば幸いです 留学日記#1「アメリカ留学をするまで」 今日はアメリカ留学を決意するまでの私の経緯を話していきます 大学時代 私は、都内の私立大学に通っていました 私の過酷な浪人生活の話はこちら↓ 【浪人失敗談】偏差値45から早稲田大学合格までの私の浪人生活の経験談を紹介! また、小さい頃から続けていた柔道を続けたいと思い 体育会の柔道部に入部しました 練習は週に6回+朝練習や大会等があったので 普段の大学の授業はあまりちゃんと受けていませんでした 大学生によくある 単位さえとれればいいというスタンスでした…
留学日記#3「アメリカ留学準備にかかった費用」アメリカ入国前の日本で書類準備等にかかった費用を解説! このセクションでは、日本からカナダ経由でアメリカに入国した私が アメリカの留学の様子を「留学日記」として話していきたいと思います これからアメリカに留学・旅行したい方等に少しでも参考になれば幸いです 留学日記#3「アメリカ留学前にかかった費用」 今回はアメリカに留学の準備にかかる費用を紹介します ・留学日記#1「アメリカ留学を決心するまで」大学卒業後、就職せずにアメリカに行くことになった経緯を話します ・留学日記#2「アメリカ入国 必要書類」学生ビザ(F1)でアメリカに入国した私が必要だった書類を紹介! アメリカ留学準備にかかった費用 パスポート発行費用 1万6千円 新しく旅券(パスポート)を発行するには お金が必要です 5年間有効のものであれば 12歳未満が6000円 12歳以上が11000円…
コメント